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放射線療法分野

技術・機器の発展でフィールドが急速に拡大中

近年、技術が飛躍的に進歩したことにより、臓器組織を失うことなくがんの局所制御を行うことができる放射線治療に注目が集まっています。放射線によるがん治療にたずさわる放射線腫瘍医は、薬物療法専門医とともに、全身すべてのがんに対応する手法に特化したスペシャリティーを発揮する点に特色があります。また放射線治療の分野には、加速器やコンピュータの専門家である医学物理士といった資格もあります。

放射線療法は、これまでは手術以外に根治的な療法がない前立腺がんや食道がんでも手術と同等の成績をあげられるようになりました。しかし、欧米と比較すると、日本での放射線治療の実施率は半分にも満たないのが現状です。 高齢化のすすむなかで、からだへの負担が少ない放射線療法を必要とする患者数は、今後も急速に増加することが見込まれており、放射線療法は将来の発展が期待される分野と言えます。

放射線療法分野

関連科目 共通科目

  • 臨床研究と生物統計学(6講義)
  • 生命倫理と法的規則(7講義)
  • 基礎腫瘍学(11講義)
  • 臨床腫瘍学概論(17講義)
  • 緩和医療学(8講義)
  • 精神腫瘍学(5講義)
  • 医療ケアとチーム医療、腫瘍社会学、患者教育(10講義)

詳細については、基盤的分野のページを参照

関連科目 専門科目

放射線療法分野

  • 放射線治療計画・高精度放射線治療
  • 放射線生物学
  • 放射線物理学
  • 小線源治療
  • 脳腫瘍の放射線治療
  • 頭頸部がんの放射線治療(Ⅰ)
  • 頭頸部がんの放射線治療(Ⅱ)
  • 肺腫瘍に対する放射線療法
  • 乳腺腫瘍
  • 上部消化器がんに対する放射線治療
  • 下部消化管腫瘍の放射線治療
  • 肝胆膵腫瘍
  • 泌尿器腫瘍
  • 婦人科腫瘍
  • 悪性リンパ腫の放射線治療
  • 小児腫瘍
  • 緩和的放射線治療
  • 粒子線治療

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