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化学療法分野

全身を診る臓器横断的アプローチ

がんの増殖を抑制する抗がん剤による治療が化学療法です。がんの発生、転移、抗がん剤の副作用、いずれもあらゆる臓器、全身に及ぶため、化学療法にたずさわる医師には、内科的プライマリ・ケアの知識やトレーニングが要求されます。

この化学療法にたずさわる医師の中でも臓器横断的にアプローチするのが腫瘍内科医です。臓器別に医学が構築されてきた日本では、まだまだ腫瘍内科医の数が足りおらず、大学での育成がようやく緒についたところです。
全身を診る臓器横断的アプローチとしての資格に日本がん治療認定医機構の「がん治療認定医」があり、化学療法(薬物療法)分野としての資格には日本臨床腫瘍学会の認定する「がん薬物療法専門医」があります。

化学療法分野

関連科目 共通科目

  • 臨床研究と生物統計学(6講義)
  • 生命倫理と法的規則(7講義)
  • 基礎腫瘍学(11講義)
  • 臨床腫瘍学概論(17講義)
  • 緩和医療学(8講義)
  • 精神腫瘍学(5講義)
  • 医療ケアとチーム医療、腫瘍社会学、患者教育(10講義)

詳細については、基盤的分野のページを参照

関連科目 専門科目

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  • 化学療法薬と分子標的薬
  • 薬物療法の基本原則
  • 臨床薬理学(PK・PD・PG)
  • 造血器腫瘍(白血病)
  • 造血器腫瘍(リンパ腫)
  • 造血器腫瘍(その他)
  • 脳神経腫瘍
  • 頭頸部がん・口腔がん
  • 肺がん(小細胞がん)
  • 肺がん(非小細胞がん)
  • 乳がん(化学療法薬)
  • 乳がん(ホルモン,分子標的治療)
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  • 消化器がん(胃)
  • 消化器がん(大腸)
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  • 小児がん
  • 泌尿器腫瘍
  • 婦人科がん
  • 骨・軟部腫瘍
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  • 原発不明がん
  • 性腺胚細胞腫/性腺外胚細胞腫

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